事前に対策を!注文住宅で起こりがちなトラブルについて解説

公開日:2022/08/15

注文住宅で起こりがちなトラブル

注文住宅を購入するにあたり、心配な部分も少なくありません。そもそも、注文住宅は建売住宅とは異なり、完成してみなければ分からないこともたくさんあります。「完成してみたら想像と違った」なんてことになったら、後悔してもしきれないでしょう。当記事では、注文住宅で起こりがちな困ったトラブル、および解決策を徹底解説します。

注文住宅でよくあるトラブルを事前に知っておこう

注文住宅における、よくある厄介なトラブルを5つ紹介します。

追加工事で費用が増える

本来決まっていた工事以外に、追加工事を提案されることもあります。その内容を深く理解しないまま、進めてしまうケースも少なくありません。

その結果、追加工事で高額な費用が請求され、トラブルに発展する事例があとを絶ちません。本当に追加工事は必要なのか、そういった部分も考えたうえで、住宅会社と連絡を密にとり、不要と思われるものは却下しましょう。

工期の遅れ

注文住宅はこれから作る住宅であるため、状況によっては予定通りに建築が進みません。天候や予期せぬトラブルが発生することも多く、予定していた工期より2週間や1ヶ月近く遅れることもあります。

工期は予備日も含め、完成引き渡しまでスムーズに進んでいくのが理想です。しかし、地震や水害などが発生することもあり、家を建てている場所は天候に恵まれていても、物流の拠点が影響を受けることもあります。工期の遅れを感じたら、すぐに担当者に問い合わせるなど適宜対処するのがおすすめです。

仕上がりが予定と異なる

家は図面通りに作られますが、現場で一定の判断をすることも少なくありません。たとえば配線や棚の大きさの変更、色の変更といったことです。施工業者によるトラブルなので、図面との違いに気づいた時点で指摘しましょう。

施工ミスおよび設備の不具合

最悪のトラブルと言ってよいでしょう。注文住宅を購入し、引っ越していざ済み始めたら欠陥住宅であることが分かるのです。例をあげると、ドアや床の傷、壁紙の剥がれやズレ、汚れ、色むらなどがあります。施工ミスや手抜き、雑な作業などであり、引き渡し後に発覚した場合は、修正を依頼して作業してもらわなければなりません。

その間は家に住めない可能性もあり、大きな負担になることもあります。もちろん施工側の責任なので、追加の工事費用は発生しませんが、大きな負担になることは間違いありません。

近隣トラブル

こちらは少し複雑な内容ですが、近年増えている事実もあります。施工中はどうしても業者の車の出入りが頻繁になります。したがって、近隣住民の通行を妨げるようになり、クレームが入ることもあります。

またスペース的な問題で、充満はみ出して作業することも少なくありません。その場合は「道路使用許可」の申請を行う必要があり、近隣住民にも伝えておく必要があります。

注文住宅のトラブルを防ぐためには?

厄介な注文住宅のトラブルを紹介しましたが、事前に回避することも可能です。こちらではトラブルを回避するコツをお伝えします。

業者側とコミュニケーションをとる

業者側にすべてを任せるようにすると、いくつもの問題が発生する恐れも。そこでおすすめなのが担当者とコミュニケーションを密にする、ということです。そもそも素人からすると図面を見ても、何がどうなっているのか分かりません。

イメージ通りの仕上がりになっていない、などトラブルになることも多いのです。そこで業者側とコミュニケーションを頻繁に取ることで、全体のイメージ、窓の位置、天井の高さ、棚の位置、色などをより具体的に説明してくれるようになります。イラストを活用してくれたり写真を用意したり、大手であればCGでシミュレーションしてくれることも少なくありません。

何度も内覧する

内覧を一切しないのはNGです。出来上がってから「イメージと違う」と言っても、大幅な変更はほぼ不可能です。引き渡し前に何度も内覧し、隅々までチェックしてください。また内覧時にはカメラを用意し、問題があると思われる部分は、証拠として画像に残しておき、担当者との話し合いに使いましょう。

近隣へ挨拶する

近隣住民とのトラブルを防ぐためにも「お騒がせします」と事前に挨拶を済ませましょう。挨拶時には、完成予定日などを伝えると安心してくれるケースが多いです。最近では、施工業者のみで挨拶することが増えましたが、できれば施主も一緒に行うのがおすすめです。

万が一、トラブルに遭ってしまったら?

どんなに注意していてもトラブルをゼロにはできません。ただ、住宅の不具合には住宅瑕疵(かし)担保責任保険があります。引き渡しから10年間が補償期間であり、雨漏りと基本構造部分に問題があると、無償で修復してもらえるものです。

ただクロスの剥がれなど、内装の問題や外観の問題には対応していないので、それらの場合は第三者検査機関や専門家(弁護士)に相談しましょう。

まとめ

注文住宅は自分の理想を具現化できるため人気ですが、さまざまなリスクもあります。まずは注文住宅で起こりがちなトラブルを理解し、そのうえで適切な対応方法を実践しましょう。家は一生に1度の買い物。

事前に準備することで防ぐことができるトラブルは、避けるよう努力することが大切です。この記事を参考に、トラブルを未然に防ぎましょう。

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